2007 Midway Tiger Hill 360/PS3/PC |
↑兄貴、乱れ撃ち! |
Xbox360ソフト「Stranglehold」を紹介!
漢(オトコ)による漢のための漢のゲーム!否!漢のための遊戯!
ジョン・ウー監修、チョウ・ユンファ主演というまさに香港ノワール界の最強タッグによって描かれたハードボイルドアクション「ストラングルホールド」の登場だ!
マシンガンの如く連射されるベレッタの弾丸!荷台に乗りながらの攻防!
ジョン・ウー氏のエッセンスがこれでもかと詰め込まれた本作のテンションは異常なまでに高く、
右手人差し指 ”Rトリガ”の連打速度は臨界点を超える!
↑おぉ!こんなシーンあった気がする! |
リロードなんて必要ねぇ!
彼の名は「テキーラ」(笑) 120発装填した愛用のベレッタを撃ちまくり、
犯人逮捕すると同時に数千万ドルもの損害をもたらすダイナマイトな刑事だ。
漢の友情に熱く、殺されてしまった戦友の敵討ちから物語は始まる。
システムはTPSスタイルとなっており、スローモーションや必殺技「テキーラボム」を駆使して7つのチャプターを戦い抜いていくアクション巨編。 戦いの舞台は香港の路地裏からタイの海岸線、高層ビルまで用意されており、ステージによってはボス戦やヘリからのシューティングなどハチャメチャなシチュエーションが盛りだくさん!
もちろん!本作ではリロードなるものが存在せず「リロードなんて全員ブッ殺してから最後にカシャッ!」と香港映画の精神!ハチャメチャな本作では悠長に弾丸込めてる暇なんてない!
↑全方向にブッ飛びまくり! |
スタイリッシュに撃ちまくれ!
香港映画に無くてはならないアクション「ダイブ」。前後左右華麗に飛びながら拳銃を撃つスタイルはジョン・ウー氏が確立したといっても過言ではないほど後の映画に影響を与えたこの横っ飛び。
本作ではダイブすると画面がセピアになり、スローモーションでカッコよく成敗できる演出を完備。
しかも、スタイリッシュに敵を倒すと「スタイルポイント」という星マークが加算されていき、それを溜めるといろんな要素がアンロックできるので積極的にキメていくのがジャスティス。
ジョン・ウー監修だけに障害物の机や柵があると、上をジャンプで飛び越えるのではなく、スライディングしてスタイリッシュに飛び越えるなど”細かなアクション”が搭載されているのが最高で、凝って作られている印象を受けた! これぞ香港ノワール!
↑荷台にダイブッ! |
使えそうなものは全て駆使!
ゲームを有利に進めていくためには、看板を撃ち落して敵を倒したり、シャンデリアにぶら下がって弾を避けたりと、ステージ中に存在する様々なオブジェクトを活用することが大事になってくる。
手すりの上や荷台の上に乗っての移動しながらの銃撃戦は、正に香港映画のそれっぽくカッコよさ倍増!もちろんスタイルポイントも高いので使いまくろう!
また、ステージ内のほとんどのオブジェクトが破壊可能というのもポイントで、激しい銃撃戦の後には屋台のスイカも博物館のステゴサウルスも木っ端微塵になっていることだろう(笑) どうせ弾薬なんて死ぬほど手に入るんだから、全弾ブッ放して突撃するのが正しいプレイスタイルだ!
↑なんて罰当たりなシチュエーション! |
別名「マトリクスモード」という西部劇でよくあるあれ。
テキーラは行く先々で”毎回敵に待ち伏せを喰らう”大ピンチに見舞われるが、俺は歩く時限爆弾…否!モロトフカクテル!(笑) ここは冷静に奥義を発動だ!
スタンドオフが発動すると、周りがスローモーションになり”見える弾”を避けながらの銃撃モードに移行。 ここぞとばかりにスタイリッシュにキめてやろう!(笑)
しかしこのスタンドオフ、最初は全然簡単でクリアできるのだが、後半になってくるとマジで鬼畜難易度で一瞬の油断が命取りのデス・ゲームに……。 一筋縄ではいかないこの奥義! さぁ!男たちの挽歌を見て反射神経と香港ノワリズムを勉強だ!(笑)
↑全てを破壊! |
起死回生!テキーラボム!
ゲームを進めていくとテキーラの秘められたマンパワーが炸裂する(勝手に言ってるだけ!)テキーラボムなる起死回生技が発動できるようになる。
敵を倒したりアイテムの「折り鶴」(笑)を拾ったりすると左下のゲージが溜まっていき、ゲージの量によって4種類のテキーラボムを発動することができる。
映画でもおなじみ、周りの敵を一網打尽の「スピンアタック」、発動中無敵&弾数無限&攻撃力アップのアイアンマン「バラージ」、ハンドガンで死ぬほど遠くの敵を倒す「スナイプ」などなどどれも強力で、攻略には欠かせない要素となっている重要な技。
ちなみにスピンアタック中はどこからとも無く鳩が現れるのが最高だ!(笑)
↑似てる! チョウ似てる! |
俺こそがジャスティス!
ジョン・ウー作品通して「暴力によって暴力の悲惨さを伝える」という精神は本作でも受け継がれ、どこか悲しいストーリーとなっているのも魅力で、クライマックスにかけての展開と”もはや不必要なまでの大爆発っぷり”なアクションシーンは必見だ!
もちろん、アクションだけでなくムービーシーンにも力が入れられており、登場人物の顔のアップの多さは他の作品追随を許さない出来(笑) また、テキーラのソーダ割りを飲んでからの銃撃戦などかなり濃い演出も多い!こういうのケレン味って言うんすか? どうなんすか!?(笑)
そしてそして!ダメ押しでBGMもテナーサックスでキメキメ!!!
ステージには「演奏中のバンドを守れ」というのもあって、ライブ中のバンドの目の前で繰り広げられる銃撃戦には思わず吹き出してしまった!これぞケレン味だ!!!
↑テキーラ飲んでるし! |
出た!本人登場アンロックショップ!
スタイルポイントを溜めていくと設定資料や、もはや誰も居ないオンライン対戦で使えるキャラクターなどをアンロックすることが可能となる。アンロックするにはメニュー画面からショップに行くのだがなんとジョン・ウー本人直々に出迎えてくれるのだ!しかも酒飲みながら!(笑)
実 写 映 像。 |
折り鶴教えてくれるだと…? |
その名も「折り鶴の折り方ムービー(笑)」内容はというと誰だかわからん太陽の似合わない外人が折り鶴の折り方をレクチャーしてくれるトンデモない内容!しかも教えてくれる割には結構雑!
何故か「折り鶴」という要素が結構出てくるのだが、わざわざムービーにしなくてもいいだろ!
外でロケしちゃってるしこんな奇天烈なムービー誰が見るんだよ!…結構おもしろかったよ!(爆)
↑ペントハウスでの攻防! |
値段以上は楽しめる!
今やXbox360ソフトきってのワゴンセールソフトの本作。 いや、正直言って面白かった。
男達の挽歌シリーズが好きならもちろん、近年の神経をすり減らすような硬派なアクションゲームに飽きてきた”ネクストゲームハンター”にもかなりおススメ! ワゴンソフトだからと言ってナメてると痛い目にあうぞ!(笑)
まぁ、最高難易度のハードボイルドはある意味”硬派なアクションゲーム”いや、”理不尽なアクションゲーム”と化すのでその手のマゾゲーマーにもおススメかも(笑) あ!ちなみにマルチプレイではジョン・ウーが使えるぞ!……ってもう誰もプレイしてねーよ!!!(笑) 以上!
↑伝説の九龍城も登場! |